SSHを使う 2

MacからUbuntuにSSHで接続します。
パスワードを入力しなくていいようにする手順の説明です。

もっと基本的な内容はこちら。

SSHを使う 1

Macで鍵をつくる

自分のMacからsshでUbuntuに入る状況を考えます。

001

まずは、Macで秘密鍵と公開鍵を作ります。


$ cd
$ mkdir ssh_key_room
$ cd ssh_key_room
$ ssh-keygen –f sshkey

ディレクトリ名をssh_key_roomとしましたが、なんでも構いません。
ssh-keygen -f sshkeyが上手くいかない場合はssh-keygenのみとしてください。

パスワードを2回入力します。何かしらパスワードを決めて入力します。
秘密鍵sshkeyと公開鍵sshkey.pubが生成されます。

Ubuntuに公開鍵を置いてくる

ここからは少しUbuntuでの作業になります。

002

まずはMacからscpなどでsshkey.pubをUbuntuへ持っていきます。パスワードを入力します。


$ scp sshkey.pub your_login_name@ubuntu_host_name:~/

sshで「パスワードを入力して」Ubuntuに入ります。
sshkey.pubをUbuntuの~/.ssh/authorized_keysにコピーします。

すでにauthorized_keysがある場合は下記のようにして追記します。


$ cat sshkey.pub >> authorized_keys

Ubuntuからexitします。

Macからパスワード入力なしでUbuntuに入れるようにする

001

Macで下記のどちらかによりssh-agentを使います。
下記の手順のあとUbuntuに入るときにパスワード入力が不要となります。


$ cd ~/ssh_key_room
$ eval `ssh-agent`

$ cd ~/ssh_key_room
$ ssh-agent bash

まとめ

これで、Raspberry PiでもJetsonでも結果を取ってきて、加工して、みたいなことの自動化がやりやすくなります。





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